プロ野球カードを語る
◆1年に複数球団からカード化された選手
実は、2011年夏、この選手がトレードに出された時から、見張っていたんだ。ロッテで今シーズン当初は4番を打ち、ゴールデンウィーク中に怪我をして、その後ずっと2軍で燻っていた選手。
“サブロー(本名 大村三郎)”。
どうして、優勝にも貢献していたチームの顔・サブローを出してしまったのか。このことについてはよくわからないが、素人ファンでも不可思議なトレードであったと思うだろう。
トレード発表されたすぐ後(平成23年6月29日)に、第2弾カードが発売された。そして、移籍後最初の打席で本塁打。「これは、カードが発行されるなぁ」って思ったというわけ。
@大村三郎(サブロー)
左から
11年 bP4
11年 S−5(ロッテ時代最後のカード)
11年 bQ05(巨人移籍後最初のカード)
◆これから
出てくる可能性はある。注意深く見張っていよう。レギュラークラスの選手の移籍が第一条件。移籍後すぐに活躍しないと、第2弾、第3弾の発行に間に合わなくなる。
逆に言えば、これまでなんで出てこなかったんだろう。
追記
シーズン終了も迫った10月初旬のスポニチの記事
サブローは勝負強い打撃で、2度の日本一に貢献。選手会長としてもリーダーシップを発揮していたが、フロントは若手の台頭を理由に生え抜きのベテランを6月29日に巨人・工藤との交換トレードで放出した。
「最終的に(トレードの話が)上がってきて“それはまずいんじゃないの”と。生え抜きの選手会長だし、それはおかしいと。編成の強い要望があって、私もそこまで野球を知ってるかと言われるとそうではないので。2、3度戻して(決まった)」とオーナー代行は当時の状況を説明した。
形はどうあれ、トレードを承認したオーナー代行がシーズン終盤に来て「自分の間違いだったと思っています」と考えを覆した背景には球団内部の深刻な対立がある。(以下略)
2012年は、どこでプレーするのか? (2011.11.4)
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