この年の通し№は１から７１３であるが、１０２と１７０は、２種類ある。よって、カードは７１５枚となっている。球団別集計では、広島１５４枚、中日１５０枚と地方チームの数が多くなっているが、これは、後半発行されたカードの中に、おそらく地方版が含まれているからであろう。
◆球団別選手数調査
①広島 （１５４枚）21.5％ ①西武 （ ５３枚）07.4％
②中日 （１５０枚）21.0％ ②近鉄 （ ３２枚）04.5％
③巨人 （１２４枚）17.3％ ③阪急 （ ２７枚）03.8％
④阪神 （ ６５枚）09.1％ ④南海 （ ２６枚）03.6％
⑤大洋 （ ３０枚）04.2％ ⑤日ハム （ ２５枚）03.5％
⑥ヤクルト（ ２９枚）04.1％
円グラフ１「球団別選手数調査」◆１９８４年のカードは？
№５１～№７０、№３７１～４００、№４０１～４４０、№５９１～６９０あたりが、地方版と思われる。私はほとんど持っていない。
№１から７０までは、表に選手名が記載されているのみ。裏面は、過去５年間の成績。
左から
№１ 福本豊（阪急） （裏面）
№２ 川口和久（広島）
№５１から７０までは、１枚しか所持していない。おそらく、ショートプリントではないだろうか？
№５５ 山田久志（阪急） （裏面）
№７１からは、表面に球団の帽子がテンプレートとして描かれている。特に、５４０までは、その帽子の大きさが、それ以降のものと比べて大きい。裏面は、選手に対するコメントが書かれている。コメントをしているのは、野手の場合は、高田繁（元巨人）。投手の場合は、星野（元中日）。
一応、ここでは、№７１から３７０までが、ひとまとまり。
左から
№１０２ マルカーノ（ヤクルト） （裏面）
№１５３ オルセン（阪神）
№３７１から４００は、地方版らしい。少しだけ持っている。
左から
№３７２ アイルランド（広島）
№３９７ 小早川毅彦（広島）
№４０１から４４０までも、地方版。私は１枚しか所持していない。
№４０４ 長内孝（広島） （裏面）
№４４１から４９０までは、オールスター選手のみで構成されている。
表面の左上には、金色で「’８４ オールスター特集」と記載されている。裏面は、オールスターの実績。初出場選手は、コメント。
左から
№４５９ バース（阪神） （裏面）
№４６８ 山本浩二（広島）
№４９１から５４０までは、また、前半（№７１から３７０）と同じように構成されている。結構持っているから、ここでは紹介は省略。
№５４１から５９０までは、表面のテンプレートの帽子の大きさが、前半と比べて小さくなっている。
左から
№５５１ 大石大二郎（近鉄）
№５５５ 王貞治（巨人）
№５９１から６９０までは、広島と中日の２球団のみで構成されている。
地方版だと思われる。私は広島２枚、中日１枚しか所持していない。
左から 左から
№６０３ 衣笠祥雄（広島） （裏面）
№６０３ 衣笠祥雄（広島） （裏面）
№６４８ 平野謙（中日） （裏面）
№６９１からは最後の７１３までは、タイトル獲得選手及び記念すべき通算記録を残した選手のみで構成されている。
表面のテンプレートは、球団の帽子に替わって、「V」と表記されている。
左から
№６９９ 篠塚利夫（巨人）
№７１２ スティーブ（西武）
№７１１ 山田久志（阪急）
さいごに、この年は、テンプレートの関係で、構図が横のカードが少ない。私が所持しているのは２枚のみ。実際どうなんだろうか？ 下の写真で見るのように、やっぱり変だよね。
№１０１ 平野謙（中日）
◆１９８４年シーズンを振り返って
セ・リーグは、広島が中日を振り切って優勝。打つ方では、新人小早川、ベテラン山本浩二、衣笠がうまく融合し、投手では大野、川口らが活躍した。山本浩二は、この年、２０００本安打も達成した。パ・リーグは、阪急が優勝。ブーマーは三冠王となった。日本シリーズは、４勝３敗で、広島が日本一となった。
◆１９８４年版カード収集について
ファーストカードも全て揃ったし、特に絶対欲しいというカードは無いなぁ。これで、この年は終了しても構わないや。
◆その他のトピックス
１９８４年ファーストカードを追え
１９８４年の景品
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