2003年版を考察
◆2003年の景品を考察
第1弾、第2弾、第3弾と発売時期が異なっており、それぞれ当たりカードを送って「インサートカード・スペシャルエディション」が必ずもらえた。ただ、この年は、第2弾と、第3弾は共通。
つまり、第1弾の当たりカードでは
「インサートカード・スペシャルエディションVOL.1」
第2弾、第3弾の当たりカードでは
「インサートカード・スペシャルエディションVOL.2」がもらえた。
◆「インサートカード・スペシャルエディションVOL.1」
写真のようなパッケージの中にT1〜29の29枚が入っていた。
下に、3枚のカードを並べてみた。左が景品のうちの1枚。
左から
T−13 松井秀喜(巨人) 景品 格子版のカードにサインの箔押し付き
T−13 松井秀喜(巨人)(参考)格子版
T−13 松井秀喜(巨人)(参考)パラレル版
他にも紹介。
左から
T−27 豊田清(西武)のち、巨人へ移籍
T−6 小笠原道大(日ハム)のち、巨人へ移籍
T−10 ローズ(近鉄)のち、巨人へ移籍
T−12 谷佳知(オリックス)のち、巨人へ移籍
T−20 パウエル(近鉄)のち、巨人へ移籍
◆「インサートカード・スペシャルエディションVOL.2」
写真のようなパッケージの中にS1〜24の24枚が入っていた。
下に、3枚のカードを並べてみた。左が景品のうちの1枚。
左から
S−2 高橋由伸(巨人) 景品 パラレル版のカードにサインの箔押し付き
S−2 高橋由伸(巨人)(参考)パラレル版
S−2 高橋由伸(巨人)(参考)格子版
他にも紹介。大リーグ経験者ばかり9枚。
左から
S−5 福留孝介(中日)カブス在籍
S−6 川上憲伸(中日)ブレーブス在籍
S−8 井川慶(阪神)ヤンキース在籍
S−13 松井稼頭央(西武)メッツ在籍
S−14 松坂大輔(西武)レッドソックス在籍
左から
S−17 城島健司(ダイエー)マリナーズ在籍
S−20 小林雅英(ロッテ)インディアンス在籍
S−15 中村紀洋(近鉄)ドジャース在籍
S−24 吉井理人(オリックス)メッツ、ロッキーズ、エクスポス在籍
◆さいごに
カルビーが、インサートカードを意図的に制作してカードを発行するようになったのは98年。今度は、そのインサートカードよりも、さらに出現率の低いカードを制作した。毎年、際限なく大量にカードを発行するBBM(ベースボールマガジン社発行)を意識してのことなのか? カルビーも、もう子どもの遊びという枠を越えて、大人のコレクションという域まで達してしまったな。04年には、更に子供が手を出せない範囲になってしまったと思わせる販売方法を展開することになる。
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