2011年版を考察

◆2011年
 久々に、野球界が盛り上がった。早稲田大学出身の斎藤佑樹が日ハム入り、同じく早稲田大学の大石達也は西武入り、中央大学の澤村拓一は巨人入り、…。カルビーの野球カードもそれに合わせて、第1弾で、ドラフト1位カードというシリーズを発行。各球団のドラフト1位選手が揃ってカード化された。また、大リーグ経験者の日本球界復帰も多かった。岩村明憲、松井稼頭央が揃って楽天入り。昨シーズンの井口(大リーグ⇒ロッテ)、城島(大リーグ⇒阪神)の成功もあって、今後も増えるかもしれない。
 カードに関しては、大きな変更が2点。2004年から続いていたインターネット販売が無くなった。7年間続いたこの販売形式は終了。本来の形に戻ったといってよい。そもそも、カルビープロ野球カードチップスっていうのは、対象が子供のはず。それが、インターネット販売で、しかも、それでしか出現しないようなインサートカードがあるって、当時、なんだか大人の遊びになってしまったという思いがあったっけ。
 それと、当たりカードの復活。
 
・2011年版に発行されたカードの種類

◆通常の「レギュラーカード」
 第1弾は、各球団6名ずつ、合計72枚が発行された。
 
左から
11年 bP 松田宣浩(ソフトバンク)  (裏面)
11年 bQ 小久保裕紀(ソフトバンク)

◆「リーグ優勝カード」
 パリーグ優勝のソフトバンク1枚、セリーグ優勝の中日1枚がそれぞれ発行された。

左から
11年 LC−1 パリーグ優勝(ソフトバンク)
11年 LC−2 セリーグ優勝(中日)

◆「日本シリーズカード」
 日本一になったロッテが1枚、MVPの今江のカードが1枚、敢闘選手の和田が1枚の合計3枚が発行された。

左から
11年 NS−1 ロッテ優勝シーン
11年 NS−2 今江敏晃(ロッテ)
11年 NS−3 和田一浩(中日)

◆「タイトルホルダーカード」
 昨年度(2010年)にタイトルを獲得した選手で構成されたシリーズ。合計22枚が発行された。
 
左から
T−6 前田健太(広島)         (裏面)
T−15 T−岡田(オリックス)

◆「2010ドラフト1位カード」
 今年の目玉シリーズ。過去にはないシリーズ。それほど、この年のルーキーは実力も人気もあるということ。

左から
11年 D−2 大石達也(西武)
11年 D−4 斎藤佑樹(日ハム)
11年 D−11 福井優也(広島)

◆「チェックリスト」
 第1弾は4枚。

左から
11年 C−3 赤松真人(広島)
11年 C−1 筒香嘉智(横浜)

◆「TOP PLAYERカード」
 各球団2選手ずつ、合計24枚のカードが発行された。

左から
11年 TP−7 ダルビッシュ有(日ハム)パラレル版
11年 TP−11 田中将大(楽天)パラレル版
11年 TP−20 青木宣親(ヤクルト)パラレル版

◆当たりカードが復活
 久々の登場である。ただ、頻度は少ない。10箱購入して3枚しか出なかった。貴重だ。

11年 ラッキーカード (裏面)

◆通常の「レギュラーカード」
 第2弾は、各球団7名ずつ、合計84枚が発行された。

左から
bP06 朴贊浩(オリックス)
bP08 岩村明憲(楽天)
bP13 松井稼頭央(楽天)

◆「チャリティ試合カード」
 東日本大震災で被害に遭われた方々に対してチャリティ試合が行われた。試合前のセレモニーの写真が使用された1枚が発行された。
  
CM−1         (裏面)

◆「開幕戦カード」
 各球団1枚がそれぞれ発行された。
 
左から
OP−5 後藤光尊(オリックス)     (裏面)
OP−10 石川雅規(ヤクルト)

◆「スターカード」
 各球団2選手ずつ、合計24枚のカードが発行された。

左から
S−5 サブロー(ロッテ)(このカード発行前に巨人へのトレードが決まった)
S−7 中田翔(日ハム)(サイン版)
S−20 由規(ヤクルト)

◆「チェックリスト」
 第2弾は4枚。

左から
C−7(開幕戦であいさつする原監督)
C−8(メッセージを掲げるベンと福浦)

◆第2弾当たりカード
 10箱購入して2枚しか出なかった。確率が悪かったのか? それと、2枚とも表のデザインが左に寄っているが、これは偶然か?


◆通常の「レギュラーカード」
 第3弾は、各球団6名ずつ、合計72枚が発行された。
 
左から
bP79 ケッペル(日ハム)                  (裏面)
bP85 フィガロ(オリックス)
bQ21 サファテ(広島)

◆「オールスターカード」
 オールスター戦に出場した選手がカード化された。
 
左から
AS−4 山ア武司(楽天)(来年はどこでプレーするのか)    (裏面)
AS−8 内川聖一(ソフトバンク)(2011年パリーグ首位打者)
AS−21 バレンティン(ヤクルト)(2011年セリーグ本塁打王)

◆「スターカード」
 各球団2選手ずつ、合計24枚のカードが発行された。

左から
S−42 内海哲也(巨人)(通常版)(2011年・セリーグ最多勝)
S−38 吉見一起(中日)(通常版)(2011年・セリーグ最多勝)
S−35 田中将大(楽天)(サイン版)(2011年・パリーグ最多勝)

◆「チェックリスト」
 第3弾は4枚。

左から
C−9 桧山進次郎(来年は現役を続けられるのか)
C−10 牧田(第3弾では、チェックリストで登場)

◆第3弾当たりカード
 10箱購入して4枚しか出なかった。1弾、2弾と比べて確率が良かったのか? 


◆2011年シーズンを振り返って
 終盤まで、ヤクルトの優勝を信じていたんだが…。中日に持っていかれた。でも、2位。結婚をしたんでもう少し球場に行く回数が減るかと思ったんだが、20試合は観戦できた。草薙で3試合見られたのが大きかったな。でも、昔みたいに、昼間デーゲーム(イースタンの2軍戦)、夜間にナイトゲームという観戦は1回もできなかったなぁ。来年は、そうした観戦も復活させよう。結婚で自分らしさを失わないように…。

◆2011年版カード収集について
 第3弾スターカードの本多。カルビーにラッキーカードをもらってコンプリート完成。今年は、ハッキリ言って楽だった。いつもの年は、2〜3枚どうしても集まらなかったんで、しかたなくカードショップに行って、抜け番を50円〜100円ぐらいで購入していたのだが、今年は全くそれをしなかった。それから、弟にも感謝だな。

◆その他のトピックス
 2011年の詳細リスト
 2011年ファーストカードを追え
 2011年景品について
 2011年の出現カード数

 プロ野球カードを語るへ

 トップページへ


newpage2002-5.htmlへのリンク

inserted by FC2 system