プロ野球カードを語る


福岡ソフトバンクホークス

 意外や意外。探してみたら所持していない選手カードは、リストを見る限り無い。ホプキンス(広島−南海)、柏原(南海−日ハム−阪神)、金城(広島−南海)の3選手は、77年大阪版にカード化されているのが分かっていたが、当初所持していなかった。入手には時間がかかった。金城は77年の通常版でも発行されているが、入手は非常に困難。
 南海時代が終わる88年までに33名が登場。ダイエー・ソフトバンクの選手も全選手紹介できてまずはひと安心。

◆チーム名称の変遷
南海軍(1938年 - 1944年途中)
近畿日本軍(1944年途中 - 1945年)
グレートリング(1946年 - 1947年途中)
南海ホークス(1947年途中 - 1988年)
福岡ダイエーホークス(1989年 - 2004年)
福岡ソフトバンクホークス(2005年 - 現在)

◆年代別考察とカード化された選手について
1973年(
江本孟紀野村克也桜井輝秀門田博光山内新一藤原満小池兼司佐野嘉幸)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 カード化されたのは8選手。このうち、小池、佐野、藤原については、複数選手が1枚のカードに載っているもので、顔見せ程度にちょこっと写真に写っているのみ。実際には、5名の選手といってもいいのかも知れない。

◆1 江本孟紀
東映(71)−
南海(72〜75)−阪神(76〜81)
395試合 113勝 126敗 19S 防御率3.52
オールスター4回

左から
73年 bV4(ファーストカード)
75年 bW6
75年 bR63

◆2 野村克也
南海(54〜77)−ロッテ(78)−西武(79〜80)
3017試合 2901安打 657本塁打 1988打点 117盗塁 打率.277
MVP5回 三冠王1回 首位打者1回 本塁打王9回 打点王7回 ベストナイン19回
ゴールデングラブ賞1回 オールスターMVP1回 野球殿堂入り 正力松太郎賞
オールスター21回

左から
73年 bV5(ファーストカード)
73年 bW1
75年 bX22

◆3 桜井輝秀
南海(67〜82)
1041試合 849安打 29本塁打 232打点 89盗塁 打率.255
ベストナイン1回 ゴールデングラブ賞2回 オールスター2回 

左から
73年 bV7(ファーストカード)
73年 bR58
75年 bT27

◆4 門田博光
南海(68〜88)
−オリックス(89〜90)−ダイエー(91〜92)
2571試合 2566安打 567本塁打 1678打点 51盗塁 打率.289
MVP1回 正力松太郎賞1回 本塁打王3回 打点王2回 最高出塁率3回 月間MVP3回
ベストナイン7回 カムバック賞 オールスター14回 オールスターMVP2回 
野球殿堂入り 

左から
73年 bV8(ファーストカード)
73年 bW3
73年 bQ47

◆5 山内新一
巨人(68〜72)−
南海(73〜83)−阪神(84〜85)
431試合 143勝 142敗 0S 防御率3.74
オールスター6回

左から
73年 bV9(ファーストカード)
73年 bQ43
73年 bQ44

6 藤原満
南海(69〜82)
1354試合 1334安打 65本塁打 413打点 195盗塁 打率.278
ベストナイン1回 ゴールデングラブ賞2回 最多安打2回 オールスター5回 
オールスターMVP1回

左から
73年 bR26(ファーストカード)
75年 bV57
76年 bW85

◆7 小池兼司
南海(61〜74)
1536試合 1003安打 104本塁打 473打点 113盗塁 打率.226
ベストナイン4回 オールスター5回 オールスターMVP1回

73年 327(ファーストカード)

◆8 佐野嘉幸
東映(62〜71)−
南海(72〜75)−広島(途75〜79)
1189試合 747安打 56本塁打 285打点 65盗塁 打率.237
オールスター1回

73年 bR46(ファーストカード)


1974年 なし〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1975年(
広瀬叔功D・ブレイザー島野育夫松原明夫)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆9 広瀬叔功
南海(56〜77)

2190試合 2157安打 131本塁打 705打点 596盗塁 打率.282
首位打者1回 盗塁王5回 ベストナイン3回 ゴールデングラブ賞1回 最多安打1回 
オールスター9回 オールスターMVP2回 野球殿堂入り

75年 bW00(ファーストカード)

◆10 D・ブレイザー
南海(67〜69)
366試合 371安打 15本塁打 86打点 13盗塁 打率.274
ベストナイン2回 オールスター3回 

75年 bW01(ファーストカード)

◆11 島野育夫
中日(63〜68)−南海(68〜75)−阪神(76〜80)
1466試合 733安打 24本塁打 211打点 251盗塁 打率.242
ゴールデングラブ賞3回 

75年 bW26(ファーストカード)

◆12 松原明夫
巨人(69〜72)−
南海(73〜76)−広島(77〜82)
339試合 91勝 84敗 9S 防御率3.68
最高勝率1回 オールスター3回

75年 909(ファーストカード)

1976年(
江夏豊佐藤道郎)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆13 江夏豊
阪神(67〜75)−
南海(76〜77)−広島(78〜80)−日ハム(81〜83)−西武(84)
829試合 206勝 158敗 193S 防御率2.49
最多勝2回 最優秀防御率1回 最多奪三振6回 最優秀救援投手5回 最優秀投手1回
MVP2回 沢村賞1回 ベストナイン1回 ノーヒットノーラン1回 オールスター16回
オールスターMVP3回 12球団すべてからセーブを記録

76年 bR64(南海移籍後最初のカード)

◆14 佐藤道郎
南海(70〜78)
−大洋(79〜80)
500試合 88勝 69敗 39S 防御率3.15
新人王 最優秀防御率2回 最高勝率1回 最多セーブ2回 オールスター3回

左から
76年 bX15(ファーストカード)
76年 bP132
76年 bP327

1977年(
藤田学金城基泰柏原純一ホプキンス)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆15 藤田学
南海(74〜86)

213試合 72勝 65敗 1S 防御率3.88
新人王 オールスター3回

左から
77年 bP08(ファーストカード)
79年 bネし

◆16 金城基泰
広島(71〜76)−
南海(77〜84)−巨人(85)−韓国・青宝、三星
461試合 68勝 71敗 92S 防御率3.33
最多勝1回 最多奪三振1回 最優秀救援投手2回

77年 大阪版−5

◆17 柏原純一
南海(71〜77)
−日ハム(78〜85)−阪神(86〜88)
1642試合 1437安打 232本塁打 818打点 140盗塁 打率.268
ベストナイン3回 ゴールデングラブ賞4回 オールスター3回 オールスターMVP1回
パ・リーグプレーオフMVP1回

77年 大阪版−15(ファーストカード)

◆18 ホプキンス
広島(75〜76)−
南海(77)
360試合 372安打 69本塁打 229打点 3盗塁 打率.282
オールスター1回 

77年 大阪版−21(南海移籍後最初のカード&唯一のカード)

1978年 なし〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1979年(
村上之宏王天上河埜敬幸定岡智秋)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆19 村上之宏
南海(78〜82)

98試合 14勝 25敗 5S 防御率5.25
新人王

79年 「君が選ぶスターは誰だ」(ファーストカード)

◆20 王天上
南海(79〜80)

150試合 122安打 30本塁打 70打点 2盗塁 打率.250

左から
79年 「君たちが選んだスター・ベスト40 5月」(ファーストカード)
79年 「4月〜6月集計 第6位」

◆21 河埜敬幸
南海・ダイエー(74〜89)

1552試合 1384安打 85本塁打 463打点 141盗塁 打率.268
ゴールデングラブ賞3回 

左から
79年 「4月〜6月集計 第2位」(ファーストカード)
85年 bQ81

◆22 定岡智秋
南海(72〜87)
1216試合 785安打 88本塁打 370打点 27盗塁 打率.232
オールスター3回

左から
79年 「4月〜6月集計 第2位」(ファーストカード)
83年 bQ22



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