各年度のホームランカード&ラッキーカードを考察

                          2014.7.8
各年度ホームランカード&ラッキーカード調査
 ホームランカードは1973のカード発行時からあった。締切が異なったものや、デザインが異なったもの、同じ年でも様々なバリエーションが存在する。
 全部を紹介することはできないが、少しでも所持しているものをまとめておこうと思う。
 なお、1973年から1979年までは、名称が“ホームランカード”という。また、通常のカードの裏面だけが異なっており、表面を見ただけでは、それがホームランカードかどうかはわからない。
 1980年から92年までは、発行されていないと思われる。
 1993年からは、カードも大きくなり復活する。名称は、特に決まったものがなく、年によって異なっているが、“ラッキーカード”“当たりカード”、“チャレンジカード”などの名称で発行されている。

◆1973年 
 所持しているのは1種類。いくつもバリエーションがあって、それらをすべて揃えることは難しい。ここでは、バット版のものを紹介する。バット版のbS8のホームランカードである。
     
73年 堀内恒夫(巨人)(表面)  (裏面)
    
◆1974年
 所持しているのは、谷沢(中日)のみ。bR35であることがわかっている。
    
74年 谷沢健一(中日)(表面) (裏面)

◆1975年
 所持しているのは、田淵(阪神)、広瀬(南海)のみ。前者はbT54、後者はbW00であることがわかっている。裏面のデザインは、前年のものを踏襲したもの。ただし、しめ切り日が前者は昭和50年3月31日、後者は昭和50年7月31日となっている。

左から
75年 田淵幸一(阪神)
75年 広瀬叔功(南海)


左から
75年 田淵幸一(阪神)(裏面)
75年 広瀬叔功(南海)(裏面)

◆1976年
 所持しているのは、
大下(広島)bR47、
堀内(巨人)bR69、
小田(日ハム)bT26、
高田(巨人)bW86、
松原(南海)bW86、
池谷(広島)bW28、
土井(巨人)bP191、
柴田(巨人)bP265、
張本(巨人)bP277、
山田久志(阪急)bP328の10名。
 また、先の3枚は、76年7月31日締切(表記は、昭和51年7月31日)、次の3枚は、
76年10月31日締切(表記は、昭和51年10月31日)、残りの4枚は、77年1月31日締切(表記は、昭和52年1月31日)となっている。裏面のデザインは、前年、一昨年のものとほぼ同じ。
 
左から
大下剛史(広島)(表面)                   (裏面)
堀内恒夫(巨人)(表面)         
小田義人(日ハム)(表面)        


左から
高田繁(巨人)
松原明夫(南海)
池谷公二郎(広島)

(裏面)

左から
高田繁(巨人)
松原明夫(南海)
池谷公二郎(広島)


左から
土井正三(巨人)
柴田勲(巨人)
張本勲(巨人)
山田久志(阪急)

(裏面)

左から
土井正三(巨人)
柴田勲(巨人)
張本勲(巨人)
山田久志(阪急)

◆1977年
 所持しているホームランカードは5種類。また、裏面の色が4枚は青色、1枚は黒色である。締切時期が異なっているので、おそらく発行時期が違うのであろう。細かく記載しておく。藤城、張本は、カード裏面の下段に「カルビーサッポロポテト」と記されている。また、締切は、「昭和52年9月30日」となっている。引換済みのハンコは、MCと赤インクで押されている。
 田淵は、締切が「昭和53年3月3日」となっている。
 ライト、山田は、締切が「昭和53年3月31日」となっている。ライトには印が押してあり、「景品引換済」と押されており、日付は昭和52年10月12日となっている。

左から
藤城和明(巨人)
張本勲(巨人)
田淵幸一(阪神)
C・ライト(巨人)

(裏面)

左から
藤城和明(巨人)
張本勲(巨人)
C・ライト(巨人)
 
山田久志(阪急)       (裏面)

◆1978年
 所持しているホームランカードは10枚。また、私が所持しているカードは裏面の体裁の違いから3種類ある(それぞれ、タイプA、タイプB、タイプCとする)また、「景品引換済」のハンコともう一つ、「おことわり」というハンコが押されているものもある

タイプA

左から
若松勉(ヤクルト)
張本勲(巨人)

裏面

タイプA(特徴として、A、B、Cの景品の説明書きがある)
左から
若松勉(ヤクルト)(裏面)
張本勲(巨人)

タイプB


左上から
王貞治(巨人)
エキサイト(ヤクルトVS巨人)
水谷実雄(広島)豪打! 赤ヘル
高橋慶彦(広島)豪打! 赤ヘル
中村勝広(阪神)



タイプB(タイプAの3種類の景品のほか、サインボールが加わった)
左上から
王貞治(巨人)
エキサイト(ヤクルトVS巨人)
水谷実雄(広島)豪打! 赤ヘル
高橋慶彦(広島)豪打! 赤ヘル
中村勝広(阪神)

タイプC

左から
78年 片岡新之介(阪神)
78年 山下大輔(大洋)
78年 安田猛(ヤクルト)


タイプC(タイプBのサインボールの説明の枠内に、さらに、説明の枠がある)
左から
78年 片岡新之介(阪神)
78年 山下大輔(大洋)
78年 安田猛(ヤクルト)

◆1979年
 所持しているカードは16種類。どれも裏面をみると種類は同じかと思われる。


左上から
王貞治(巨人)
J・シピン(巨人)
高田繁(巨人)
竹之内雅史(阪神)
小林繁(阪神)
長崎慶一(大洋)
ミヤーン(大洋)
山下大輔(大洋)
平松政次(大洋)
松岡弘(ヤクルト)
高橋慶彦(広島)
高橋慶彦(広島)
山本浩二(広島)
福本豊(阪急)
松岡弘(ヤクルト)
柏原純一(日ハム)
高橋慶彦(広島)&石渡茂(近鉄)

なお、下から2段目の左から2枚目の高橋慶彦(広島)のカードは、V2のホームランカードなので、貴重。


上記のカードの裏面(抜粋)

◆1980年〜92年頃
 ホームランカード及びラッキーカードが発行されていないと思われる(調査中)。
 この頃の“あたり”は、カードが包まれた袋に小さく薄い文字で「あたり」と書いてあったんだと思う。

◆1993年
 3種類確認している。裏面は一緒。
 
左から
Aタイプ                           (裏面)
Bタイプ
Cタイプ

Aタイプには発行時期の違いにより、2種類が存在する。

左から
Aタイプ(野手の大きさが全体的に小さめ)
Aタイプ(野手の大きさが全体的に大きめ)

◆1994年
 3種類ある。裏面はみんな一緒。

左から
Aタイプ
Bタイプ
Cタイプ すべて表面


左から
Aタイプ
Bタイプ
Cタイプ すべて裏面

 こちらは、北海道・山陽・九州版カードの当たりカード。カードは、セ・リーグ版とパ・リーグ版がある。また、パ・リーグ版はバージョン違いがあるらしい。裏面は一緒。

北海道・山陽・九州版カード(表面)


(裏面)

◆1995年
 通常の当たりカード。
 
(表面)             (裏面)

 チョコスナックの当たりカード。裏面を見ると、当時、同時期に発売されていたJリーグチップスと応募券が共通だったらしい。
 
(表面)         (裏面)

◆1996年

(表面)             (裏面)

◆1997年
 この年の当たりカードは、12球団のマークが表面に描かれている。だから、12種類ある。さらに、裏面を見ると、27名のものと、33名のものがあるので、合計24種類あると思われる。これらを全て集めるのはちょっとかったるいが、頑張ってみる価値がある。

(表面)
左上から順に
巨人、中日、ヤクルト、広島、阪神、横浜
日ハム、ダイエー、西武、ロッテ、近鉄、オリックス


(裏面)

所持しているものをまとめると、以下のようになる。
左から
27名バージョン 巨、中、神、ヤ、広、ロ、ダ、西、近、オ、日の11球団を所持
33名バージョン 巨、中、神、ヤ、横、広、ロ、ダ、西、近、オの11球団を所持

◆1998年

左から
第1弾
第2弾
第3弾

◆1999年

左から
第1弾
第2弾
第3弾
第4弾

◆2000年

左から
第1弾
第2弾
第3弾

◆2001年

左から
第1弾
第2弾

◆2002年

左から
チャレンジカード
第1弾
第2弾

◆2003年

左から
第1弾
第2弾
(第3弾のラッキーカードは発行されていない)

◆2004年

左から
第1弾
第2弾
第3弾

◆2005年 

左から
第1弾
第2弾
第3弾

◆2006年

左から
第1弾
第2弾 
第3弾 

◆2007年〜10年
 ラッキーカードの発行は無かった。

◆2011年
 第3弾までの発行となった。
 
第1弾(表面)   (裏面)         第2弾(表面)   (裏面)


第3弾(表面)   (裏面)

◆2012年
 この年は、ラッキーカードは第1弾のみの発行。

(表面)       (裏面)

◆2013
 ラッキーカードの発行は無かった。

◆2014
 ラッキーカードが発行された。
第1弾

(表面)       (裏面)

第2弾

(表面)       (裏面)



 各年度1枚ずつは、所持していることになるので、これからは70年代のものを余力があれば、集めていこうと思う。


プロ野球カードを語るへ

トップページへ

inserted by FC2 system