アイルランド・ナショナル・ギャラリー所蔵

『手紙を書く女と召使』
製作年代 1670年頃
技法   キャンバス、油彩
サイズ  72.2×59.7cm
鑑賞日  2007年12月20日(現地)
     2008年 8月10日(上野)
     2011年12月25日(渋谷)

 鑑賞番号 17
 この日(07年12月20日)のアイルランド国立絵画館は、夜8時30分までが開館時間(通常は午後5時30まで)。よって、ダブリン空港に着いてからは、急いでこの美術館へと向かった。7時に市街に到着。バスを降りて美術館までBダッシュ。この絵の前に着いたのは7時20分だった。
 鑑賞者は私以外は一人もいなかった。ガランとした部屋の中には、他のオランダ画家であるメツーやレンブラントも展示されていた。しかし、一番輝いていたのはこの絵画。
 窓から日差しが差し込む中、女性は手紙を書いている。主人公の女性は、一生懸命返事を書いている。しかし、後ろの召使は、手紙を書いていることなんてあまり気にしていない様子。でも、そのアンバランスさがなんとなく良い。
 この作品は、過去に数度盗まれている。
 08年、上野で開催された大フェルメール展にて来日。
 11年、渋谷で開催された「フェルメールからのラブレター展」にて来日。



トップページへ  フェルメール全点踏破の記録へ



inserted by FC2 system