ドレスデン国立絵画館所蔵
『窓辺で手紙を読む女』
製作年代 1658〜59年頃
技法 キャンバス、油彩
サイズ 83×64.5cm
鑑賞日 2005年 8月28日(上野)
2009年 1月 1日(現地)
2013年 9月24日(現地)
鑑賞番号 6
この作品は、05年、上野の東京都美術館で観たもの。この絵の前には多くの人が並んで待っていた。カーテンの向こうで女性が手紙を読んでいる。また、開いた窓には反対側の女性の顔が映っている。
この作品で、私が見たフェルメールは6作品となった。でも、フェルメールの作品は、海外に行って、所蔵されている美術館で見るのが一番いいのではないかな。
ドレスデン美術館展では、他にも気に入った作品があったが、やはりフェルメールの人気は1番だったかな。
2009年1月1日再会。となりの『取り持ち女』と比べると小さく、上品な感じのするこちらの作品は何だかすまなそうに展示されているといった感じだ。上野で見たときは、この絵だけが注目されていたし、壁にこの絵だけが飾られていたからもっと大きく見えたっけ。
『取り持ち女(放蕩息子)』
製作年代 1656年
技法 キャンバス、油彩
サイズ 143×130cm
鑑賞日 2009年 1月 1日(現地)
2013年 9月24日(現地)
鑑賞番号 22
聖書題材の放蕩息子をテーマとした作品と思われる。フェルメール初期の作品。ドレスデンにはこの絵のほかにもレンブラント作品の『放蕩息子』があるが、この作品同様、私がドレスデンで見たい絵画の一つであった。
一番左に描かれているベレー帽を被った人物はひょっとしたらフェルメールではないだろうかと言う評論家もいる。ウィーンの『絵画芸術』に後ろ向きに描かれた画家と同じ人物なのか?
フェルメール作品には、署名と年記付きの作品が3枚あるが、この絵画はその3枚のうちの一枚。
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