個人蔵

『ヴァージナルの前に座る女』
製作年代 1670年頃
技法   キャンバス、油彩
サイズ  25.2×20cm
鑑賞日  2008年 8月10日(上野)

 鑑賞番号 20
 東京・上野で開催した大フェルメール展に出品。
 今回の企画展の展示品の中で、ある意味、一番興味があった作品。なぜなら、個人蔵であるため、今回のような企画展がないと鑑賞できないからだ。また、フェルメールの作品と認められた最後の作品。NHK迷宮美術館でも、かなり詳しく取り上げられていた。
 絵の感想は? というと、ほんとに小さい作品だった。パリ・ルーブル美術館・レースを編む女を見たときと同じ感想だ。女性の顔は他の作品と比べて穏やかな感があるなぁ。ヴァージナルを弾いているという設定は、他にもいくつかある。それと、腰掛けている椅子が何となく丁寧でなく感じた。
 これで、フェルメール絵画は、20作品を鑑賞したことになった。

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