ロンドン・ナショナルギャラリー所蔵

『ヴァージナルの前に立つ女』
製作年代 1669〜71年頃
技法   キャンバス、油彩
サイズ  51.8×45.2cm
鑑賞日  2002年 9月22日(現地)

 鑑賞番号 2
 2002年のロンドン旅行の目的の一つに、フェルメール作品を4つ見るというものが自分の中にあった。偶然にも、ロンドンにある4作品は、楽器が描かれていたので、ますます見に行かなければという気持ちが強くなった。
 最初に訪れるのは、トラファルガー広場に面したナショナルギャラリー。ここでは2作品が展示されている。まず、『ヴァージナルの前に立つ女』 。次に紹介する『ヴァージナルの前に座る女』と一緒の部屋に、この作品は飾られていた。ロンドン・ナショナルギャラリーは入場無料。日本でこんだけすごい絵が来たなら1万円出しても行くだろうな。壁には2つの絵が飾られている。女性が弾いている楽器は小型のハープシコードの一種。


『ヴァージナルの前に座る女』
製作年代 1675年
技法   キャンバス、油彩
サイズ  51.5×45.6cm
鑑賞日  2002年9月22日(現地)

  鑑賞番号 3
 展示されている部屋は、まったく贅沢な部屋だ。フェルメールの2作品のほか、オランダ絵画が並べられて飾られている。私は30分ぐらいこの部屋に滞在して、接近したり、遠くから見たり、楽しんで絵画鑑賞をした。館内全部を見てから、ゴッホの『ひまわり』とフェルメールの2作品は、もう1回見に行ったっけ。ほんと感動した。
 こちらの作品も、小型のハープシコードが描かれているが、もう一つ、手前にコントラバスが置かれている。私もいずれ、装飾が奇麗なチェンバロを手に入れたいと思っている。



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