ルーブル美術館所蔵

『レースを編む女』
製作年代 1669〜70年頃
技法   キャンバス、油彩
サイズ  23.9×20.5cm
鑑賞日  2005年12月21日(現地)
     2009年 1月17日(上野)
     2014年 3月 1日(現地)

 鑑賞番号 7
 ついに来た。フランス・パリ。私がここルーブルを訪れたのは12月19日(月)。しかし、なんとオランダ絵画室全体が閉まっているではないか。がっかりしている見学者多数。20日はルーブル休み。21日は大丈夫だろうか?係員に聞いてみると『ウイ』。というわけで、私はルーブルに2回足を運ぶこととなった。
 21日に対面。いやー思ったより小さな絵でした。女性の顔も可愛いのかどうかはよく分からないよな。なんか、この絵を見てルーブルに来たナと思った。
 ところで、オランダ絵画室が閉まっている日に訪れる見学者はあきらめて見ないで帰ってしまうのかな?
 09年、ルーブル展で、来日。


『天文学者』
製作年代 1668年(年記あり)
技法   キャンバス、油彩
サイズ  50×45cm
鑑賞日  2005年12月21日(現地)
     2014年 3月 1日(現地)

 鑑賞番号 8
 ルーブルにある作品のもう一つがこれ『天文学者』。やはり、これも小さな絵でよく見ないと詳細が分からない。
 2作品ではこっちのほうが好きだな。部屋の奥には『モーゼの発見』という小さな絵があって、モーゼは17世紀「最初の地理学者」と称されていた。だからフェルメールはこの絵で天文学者の学問を暗示しようとしたと解説されている。
 同時に第二次世界大戦中、ヒトラーが略奪した絵画だとも説明されていた。
 
(追記)2015年に来日決定! 日本初公開とのこと。鑑賞できれば個人的には1年ぶりに見ることができる。ちょっと前には、毎年のようにしかも何枚ものフェルメール作品が一同にやってくることもあったが、近年はちょっと落ち着いてきた感がある。フェルメール作品の中には、門外不出のものも少なくない。長い年月をかければ日本で、ほとんどの作品が鑑賞できるのかもしれないのだが…。

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