スコットランド・ナショナル・ギャラリー所蔵

『マルタとマリアの家のキリスト』
製作年代 1655年頃
技法   キャンバス、油彩
サイズ  160×142cm
鑑賞日  2007年 9月14日(現地)
     2008年 8月10日(上野)

  鑑賞番号 16
 思いがけない出会いであった。
 エディンバラ空港に着いたのは2007年9月14日の夕刻。市内に到着した頃には午後7時を過ぎていた。たまたま、この絵画館の前を通ったとき、夜館内でコンサートが開催されるっていう看板を見たからとりあえず入ってみた。そこで、絵画を前にしてコンサートを聴いていたのだが、係員に「フェルメールの絵は今見られる?」って聞いたら「OK」と言って、私をこの絵の前に連れて行ってくれたのだった。おまけにその係員は、私がはるばる日本から来たことや、この旅行前に、私がここの美術館に、絵が貸し出し中でないかを確認して送ったメールを見せたりしたもんだから、気に入ってくれて、この絵との記念撮影もしてくれた。
 思っていたより大きな絵で、フェルメールが残した唯一の聖書を題材にした作品であると解説されていた。帰国前日にも、もう一回この絵を見に、美術館を訪れた。
 08年に上野で開催された大フェルメール展に出品。


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