2012年版を考察
◆2012年
2012年2月27日、カルビーのインターネットHPに2012年チェックリストが掲載された。ここ1週間ぐらい、毎日チェックしていたわけだが、ついに今日発表されたというわけだ。これで、また1年間野球で楽しめる。3月29日発売(予定)ということなので、準備しなければ。そして、今年もまた、開封作業をしながら、プロ野球の開幕を祝うのである。
・2012年版に発行されたカードの種類
◆通常の「レギュラーカード」
第1弾は、各球団6名ずつ、合計72枚と、小川監督(ヤクルト)のカードをあわせて73枚が発行された。
左から
bP 松中信彦(ソフトバンク) (裏面)
bQ 小久保裕紀(ソフトバンク)
◆「タイトルホルダーカード」
22選手がカードになった。昨シーズン限りで日本プロ野球を離れた選手はカードになっていない(例 日ハムで三振奪取最多投手のダルビッシュ有)。また、チームが変わった選手は、移籍したチームでカード化されている(例 ソフトバンクで最多勝のホールトンは、移籍した巨人でカード化されている)。
左から
T1 内川聖一(ソフトバンク) (裏面)
T18 藤村大介(巨人)
◆「復刻カード」
30周年の時にも復刻カードが発行された。今回も同じような企画であるが、前回は、すべてファーストカードであった(一部カード化されていない監督がいたため、その場合は、代替としてスター選手のカードが復刻カードとして発行された)のに対し、今回はファーストカードに限っていない。
リストをざっと見ると、13枚発行される。このうち、王、長嶋については、過去にも、復刻カードとして発行されているものがあるので、そちらも掲載しておこう。
小川監督(現 ヤクルト監督)は、当時、カード化されていなかったので、今回選手時代の写真を使用してレギュラーカードが発行されるという。面白い試みである。
左から
M4 栗山英樹(現 日ハム監督)
M11 和田豊(現 阪神監督)
M13 中畑清(現 横浜監督)
◆「スターカード」
各チーム2名ずつ、合計24名の選手がカードとなっている。カードは、金色のサインが箔押しされたもの(パラレル版)と、サインの無いもの(通常版)とがある。
左から
S2 攝津正(ソフトバンク)
S4 斎藤佑樹(日ハム)
S18 阿部慎之助(巨人)
◆「チェックリスト」
チェックリストは全部で4枚。両リーグ1位、2位のチームの合わせて4チームの写真が使用されている。
左から
C1 ソフトバンク優勝シーン (裏面)
C2 中日優勝シーン(山田喜久雄が写っているのが嬉しい)
◆「ラッキーカード」
昨年に引き続きの登場である。頻度は少ない。10箱購入して2枚しか出なかった。貴重だ。
ラッキーカード (裏面)
◆通常の「レギュラーカード」
第2弾は、各球団6名ずつ、合計72枚が発行された。
左から
bP03 下柳剛(楽天) (裏面)
bP42 篠原貴行(DeNA)
◆「開幕投手カード」
各球団1名ずつ、開幕投手がカードになった。当然、エースばかり。
左から
OP2 斎藤佑樹(日ハム) (裏面)
OP9 内海哲也(巨人)
◆「復刻カード」(第2弾)
左から
M14 大石大二郎(近鉄) (裏面)
M21 荒木大輔(ヤクルト)
◆「スターカード」(第2弾)
各チーム2名ずつ、合計24名の選手がカードとなっている。カードは、金色のサインが箔押しされたもの(パラレル版)と、サインの無いもの(通常版)とがある。
左から
S40 館山昌平(ヤクルト) (裏面)
S47 ラミレス(DeNA)
◆「チェックリスト」(第2弾)
チェックリストは全部で4枚。両リーグ3位、4位のチームの合わせて4チームの写真が使用されている。
左から
C6 初勝利の杉内俊哉(巨人) (裏面)
C7 木佐貫洋(オリックス)
◆通常の「レギュラーカード」(第3弾)
第3弾は、各球団6名ずつ、合計72枚が発行された。
左から
bP51 岡島秀樹(ソフトバンク) (裏面)
bP83 岩瀬仁紀(中日)
◆「オールスター選出カード」
ファン投票で選ばれた選手で構成されたシリーズ。
左から
AS20 長野久義(巨人) (裏面)
AS21 高橋由伸(巨人)
◆「復刻カード」(第3弾)
左から
M26 小久保裕紀(ソフトバンク) (裏面)
M30 松井稼頭央(楽天)
◆「スターカード」(第3弾)
各チーム2名ずつ、合計24名の選手がカードとなっている。カードは、金色のサインが箔押しされたもの(パラレル版)と、サインの無いもの(通常版)とがある。
左から
S52 稲葉篤紀(日ハム) (裏面)
S70 野村祐輔(広島)
◆「チェックリスト」(第3弾)
チェックリストは全部で4枚。両リーグ5位、6位のチームの合わせて4チームの写真が使用されている。
左から
C10 ノーヒットノーランを達成した前田健太(広島)(裏面)
C12 中村紀洋と中畑清(DeNA)
◆2012年シーズンを振り返って
セ・リーグは、圧倒的な強さで、巨人が制覇。クライマックスシリーズは、中日には土俵際まで追い詰められたが、逆転で勝利して日本シリーズ進出。
一方、パ・リーグは終盤まで混戦。最後に抜き出たのは、栗山新監督率いる日ハム。中田を全試合4番に据えたり、新人選手を中継ぎで何試合も起用したり、采配も素晴らしかった。エースダルビッシュの抜けた穴は、若手投手陣で埋めた。
日本一は、4勝2敗で巨人。
◆2012年版カード収集について
特に、収集に難しいカードはなかった。スターカードのパラレルは、コンプリートしなくてもいいかな。それから、景品でもらえるレッドサイン箔押しスターカードは、コンプリート目指す必要はないだろう。
◆その他のトピックス
2012年の詳細リスト
2012年ファーストカードを追え
2012年景品について
2012年の出現カード数
復刻カードを考察する
修正版のカード発行について
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