1999年版を考察

◆1999年
 第1弾から第4弾まで発売された。ただし、98年で試されていたEASTシリーズ、WESTシリーズ、GIANTSシリーズはない。カードの種類は減り、シンプルになった感がある。
 
・99年版に発行されたカードの種類
 @bP〜270(270枚)…bQ52〜270は、オールスター戦に出場した選手で構成。
 Aチェックカード C−1〜28(28枚)…球団別数にはカウントせず。
 Bタイトルカード T1〜18(18枚) 
 Cスターカード S1〜55(55枚)

・球団別数は、次の通り。
 @巨人   (50枚)14.58%
 A横浜   (31枚)
09.04%
 A中日   (31枚)09.04%
 C西武   (30枚)08.75%
 D日ハム  (27枚)07.87%
 Dロッテ  (27枚)07.87%
 F阪神   (26枚)07.58%
 Fダイエー (26枚)07.58%

 H広島   (24枚)
07.00%
 Hヤクルト (24枚)
07.00%
 H近鉄   (24枚)07.00%
 Kオリックス(23枚)
07.22%
 
 
◆第1弾カード
 このシリーズは、bPから72まで発行された。まずは、昨シーズンのセ・リーグ優勝チームから昨シーズンの順位に従って、カードが発行されている。98年版のように、初版、2版とかが出てくると厄介だなぁと思っていたが、何もなく安心して収集を開始。
  
左から
bP 石井琢朗(横浜)                (裏面)
bQ 鈴木尚典(横浜)

◆タイトルカード
 昨シーズンから始まった、スターカード。98年は、第1弾から始まったが、99年は、第1弾は、タイトルカードとして発行された。これは、昨シーズンのタイトル獲得者をカード化したもので、出現率も他の通常カードより低い。ここで、発行されたカードは全部で17種類。
 タイトルカードは裏面も豪華な仕様となっている。
  
左から
T−2 松井稼頭央(西武)MVP、盗塁王       (裏面)
T−7 松井秀喜(巨人)本塁打王、打点王

◆第1弾チェックカード
 第1弾のチェックカードはC−1〜7。98年版は、見事な連続写真であったが、今年度は、発行カードを小さく並べた写真が使われている。う〜ん、ちょっと残念だな。
  
左から
C−1 bP〜12までのリスト            (裏面)
C−2 bP3〜24までのリスト

◆第2弾カード
 このシリーズではbV3から144までが発行された。注目ルーキーの上原(巨人)、二岡(巨人)、松坂(西武)も、初めてカード化された。

左から
bW7 二岡智宏(巨人)ファーストカード
bX1 上原浩治(巨人)ファーストカード
bP15 松坂大輔(西武)ファーストカード

 面白いカードを一つ。巨人に所属している兄弟選手が、二人同時に1枚のカードになって登場。左は背番号44の入来智、右は背番号20の入来祐作。
 巨人では、現役兄弟選手は初とのこと。

bX2 入来智(巨人) 入来祐作(巨人)

◆第2弾スターカード&タイトルカード
 第1弾では、タイトルカードとして、T1から17まで発行されたが、このシリーズでは、第1弾でカード化できなかったT−18(武田 中日)と、スターカードS−1から18までが発行された。なぜ、武田のタイトルカードが第1弾で発行されなかったかというと、この年、ダイエーから中日に移籍したため、写真が間に合わなかったんじゃないのかな? 

左から
S−11 松坂大輔(西武)
S−9 新庄剛志(阪神)そういえば、99年春季キャンプでは、投手もしていたっけ
S−15 イチロー(オリックス)

他のタイトルホルダー選手よりも遅れてカード化された武田選手。
       
T−18 武田一浩(中日)最多勝   (裏面)

◆第2弾チェックカード
 第1弾とまったく同じ形式で発行。C−8から13まで6種類。
  
左から
C−12 bP29〜144までのリスト       (裏面)
C−13 T−18、S−1〜18までのリスト

◆第3弾カード
 新外国人が登場したのはこのシリーズから。他にも何人かいるのだが、知名度がいまいちだった3人をピックアップして紹介する。

左から
bP69 スミス(ヤクルト)
bP92 フランクリン(日ハム)
bQ15 ブレイディー(ロッテ)

◆第3弾スターカード
 第3弾は、S−19から55まで、37枚が発行された。各球団選出される選手数はバラバラ。多いのは巨人の5名。少ないのはオリックスの2名。人気商売だから当然か?

左から
S−27 上原浩治(巨人)
S−30 池山隆寛(ヤクルト)
S−34 小林幹英(広島)


左から
S−52 赤堀元之(近鉄)
S−45 田口壮(オリックス)
S−34 初芝清(ロッテ)

◆第3弾チェックカード
 第1弾、第2弾とまったくおんなじ形式で発行された。C−14から22までの9枚。
  
左から
C−21 S−31〜42までのリスト       (裏面)
C−22 S−43〜55までのリスト

◆第4弾カード
 bQ17から270までの54枚が発行された。前半の217から251までは、これまでと同じような感じでカード化されたが、252から270までは、オールスターにファン投票選出された選手ばかりで構成されている。

前半のカード(bQ17〜251)

左から
bQ22 福留孝介(中日)
bQ33 佐々岡真司(広島)
bQ45 ペドラザ(ダイエー)

後半のカード(bQ52〜270)

左から
bQ55 城島健司(ダイエー)
bQ57 高木大成(西武)
bQ70 吉永 幸一郎(ダイエー)

◆第4弾スターカード
 発行されたスターカードは、第3弾とまったく同じ。紹介は省略する。

◆第4弾チェックカード
 第1弾、第2弾、第3弾とまったく同じ形式で発行された。C−23から28までの6枚。
  
左から
C−27 bQ52〜261までのリスト       (裏面)
C−28 bQ62〜270までのリスト

◆1999年シーズンを振り返って
 セ・リーグでは、中日が優勝。パリーグは、ダイエー初優勝。私は、98年から、春季、秋季に高知のダイエーキャンプを訪れていたので、ダイエーの優勝はとっても嬉しかった。写真を撮ってもらったり、サインをもらったりした選手が活躍しているもんだから、私の野球好き度が更にアップしたのもこの年だった。
 で、ヤクルトはというと、4位。もう昔のように、強くなくていいやって思ったのもこの頃。ヤクルトにこだわらず、なんか、野球全体が好きになったんだよな。

◆1999年版カード収集について
 第1弾から第4弾まで、ほぼきちんと箱買いしてコンプリート完成。98年よりも、スターカードはよく出現したので嬉しかった。1箱に4枚、多いと5枚入っていたときもあったっけ。
 人気選手が多く、上原、松坂、福留といった、この後、大リーグに挑戦する選手のファーストカードも含まれている。

                             (祝! コンプリート )

◆その他のトピックス
 1999年ファーストカードを追え
 1999年の景品
 1999年の出現カード数

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